一般社団法人日本アディクションプロフェッショナル認定協会は国内の一定レベル以上の資質を備えたアディクションカウンセラーを国際レベルのカウンセラーとして認証し、アディクションカウンセラーの資質向上とクライアントの安全性を高める活動を行います。
アディクションには仕事、食物、性、ギャンブル、薬物の5種類と強迫性障害(発達障害)があります。これらは全て一つの病気の異なる症状です。これら全てを含めたものを今日報酬欠陥症候群と呼んでいます。
アディクションの治療にはアディクションカウンセラーによるカウンセリングが最も重要な役割を果たしますが、一般的にアディクション治療プログラムを最後まで終了する患者の割合(治療継続率)は約60%前後と言われています。約40%のアディクション患者が中途脱落してしまい治療が失敗に終わります。これは命に関わる問題です。アディクションは米国を初め先進諸国において死亡と犯罪の主要原因となっています。
2000年11月、米国フロリダ州で4300人の薬物アディクション患者を対象に国費を持って行われた世界最大規模のアディクション研究は通常のアディクション治療にニューロオリキュロセラピーを加えた治療が治療継続率を通常の60%から96%に高めることを示しました。また、3年以内の通常の再逮捕率75%を3%に下げました。また、トルクリリーステクニックというカイロプラクティックの神経機能へのアプローチに特化したテクニックが100%及び神経伝達物質置換療法(アミノ酸療法)が95%の治療継続率を達成しています。その結果を受けて世界初の薬物裁判所がマイアミに設置され今日では全米に2644箇所の薬物裁判所が設置されています。(2011年12月31日現在)
米国依存症発達障害医学カレッジ及び世界最初で最大のアディクション治療センター、エキソダスアディクション治療センター(コンセプトハウス)の協力、支援を受けて国内のアディクションプロフェッショナルの認定と育成に努めます。皆様のご支援をお願い申し上げます。
一般社団法人 日本アディクションプロフェッショナル認定協会
代表理事 遠藤 光政