運営方針 

遊びは最大の刺激であり成長の糧

家庭生活や学校の授業からは得られない、縛りのない新しい刺激が遊びにはあります。「こどもハウスゆりがおか」では「これをしなければいけない」 という決まりはありません。心身ともに開放でき、ストレスや葛藤を調整克服していける環境づくりを目指しています。

 

発達障害の特徴がみられる児童生徒は年々増加しているとも言われており、この背景には、医療や心理学の進展により障害認定の範囲が広がったことも挙げられます。また、教育現場では特別支援教育が導入され、一般の学校に在籍する発達障害児は6.5%ともいわれています。

 

発達障害の特徴がみられる児童生徒には適切なトレーニングを取り入れた遊びや勉強、作業による発達支援を行うことで、 自立や社会順応性が高められるとされています。お友達と遊んだり、お気に入りのおもちゃを触ったり、学校の宿題を片づけたり…。
学校休業日には、課外活動を取り入れた外出や療育を定期的に行っています。

 

以前の風潮とは異なり今日では多様性を認める社会へと変化してきています。子供たちがこれから堂々と社会生活を営んで行くためにも顔を出していくことが重要であると考えます。活動時の写真などに顔出しをすることの承認をいただけるようにお願いしています。

 

小学生であれば、地域の学童クラブや学童保育に通うことで放課後の居場所が確保されますが、中学校や高校には、そういったサービスが提供されていません。特に、発達障害の特徴がみられる生徒に於いて、思春期である中学生、高校生時期の放課後はとても重要です。
放課後等デイサービスは、学業時と社会生活を繫ぐ位置関係なのです。
児童生徒がやがて社会へ参加する際に身に着けておかなければならないマナーやコミュニケーションの育成も視野に入れた支援を行っています。

 

子供たちの可能性と課題を見出すのが周りの大人たちの役割

放課後等デイサービス「こどもハウスゆりがおか」は児童生徒が自由に自分を表現できる場所です。学校では集団行動を学び、家庭では家族のルールに合わせざるを得ません。だからこそ、放課後の居場所ぐらいは自由でなければなりません。遊びを通して子どもの自発性を発見し、本来もっている才能を引き出す支援をしています。

これから社会にでていく上での適応性や集団のマナーを覚えてもらうとともに、たくさんの人の愛情を受け取ってもらうのが目的です。障害の有無に関わらず、すべての子どもが自立し、のびやかに育つ環境づくりを目指しています。

 

発達障害は、生まれつき脳の発達が通常と異なっています。その他に家庭環境や教育環境など様々な環境的素因により影響を受けます(参照:厚生労働省、みんなのメンタルヘルス)。

 

こどもハウスでは心と身体の両面からの包括的アプローチが重要であると考えています。宿題援助、調理実習、近隣公園での遊び・かるた遊び・買い物ごっこなどを通してコミュニケーションスキルや社会的ルールを身につける社会心理的療育に加えてご希望者には神経生物学的機能異常に対する自然アプローチを採用して報酬欠陥症候群(生きづらさ)を緩解させます。

 

ご家族の不安に寄り添い、ご相談しながら、お子さま一人ひとりに最適なプランをご提案。多数の仲間と共に楽しみながら成長し、笑顔あふれる未来を支援します。勉強についていけない、お友だちとうまく遊べない、集中して物事に取り組めないなど、発達・成長に心配のあるお子さまや、障害を持ったお子さまを対象とした児童の発達支援デイサービスです。

 

個別療育とは

お子さまひとりひとりに合わせた療育プログラムを作成します。

保護者様のご要望と、お子さまの得意・不得意に応じてスタッフがお子さまにマンツーマンで寄り添い「発達面・行動面・生活面」をサポートします。

グループ療育になじみにくいお子さまには、その子のペースで少しずつ参加できるようスタッフが寄り添い、社会的スキルを伸ばしていきます。

 

自然アプローチとは…

心理社会的な側面へのアプローチに加えてご希望者には脳報酬系の機能障害改善に効果を示している自然アプローチ法(トルクリリーステクニック、ニューロオリキュロセラピー)を提供して身体的(神経生物学的)側面からのアプローチを行い、より包括的な効果をめざします。

 

経営母体:
一般社団法人日本アディクションプロフェッショナル認定協会
IC&RC(International Certification & Reciprocity Consortium)の日本代表理事組織です。

協力グループ:
ホルダー研究所日本
ホルダー研究所日本は、子供達の発達を支援するため、ホルダー研究所(米国、フロリダ州)所長Dr.ジェイ・ホルダー及び元テキサス大学神経薬理学教授Dr.ケネス・ブラム等の指導に基づく「報酬欠陥症候群」(生き生きとしたいい気分が得られない状態)を薬を使わない自然な手段で解消するための療法を普及させる活動を行います。

American College of Addictionology and Compulsive Disorders
依存症、発達障害、強迫性障害に対する専門家育成プログラムを運営します。

遠藤DC治療室 発達障害研究所
ホルダー研究所の療法を採用して自然で安全なケアを提供します。

 

こどもハウスゆりがおかは発達障害/ADHD(注意欠陥多動性障害)、自閉症、学習障害、アスペルガーの児童を支援します。 川崎市麻生区、多摩区、宮前区